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全国一斉海浜清掃旗揚げ式
海と渚のクリーンアップ活動も全国的な規模での展開が図られ、近年、漁協関係者、地域住民、ボランティア団体、小中学生など年間100万人もの方々が参加しています。
本年は、兵庫県明石市において「令和4年度全国一斉海浜清掃旗揚げ式」を下記により挙行し、全国津々浦々へ向け、海浜清掃等の呼びかけを行います。本行事は、11月12日、13日に兵庫県で開催される「第41回全国豊かな海づくり大会」の協賛行事として行われます。来年は北海道で開催されます。

兵庫県明石市 令和4年度
全国一斉海浜清掃旗揚げ式
日 時 | 令和4年5月22日(日) 10:00 |
会 場 | 兵庫県明石市江井ヶ島海岸 |
主 催 | ひょうご豊かな海発信プロジェクト協議会 (兵庫県、明石市、神戸市、兵庫県漁業協同組合連合会、 生活協同組合コープこうべ) 公益財団法人 海と渚環境美化・油濁対策機構 |
参加者 | 漁業関係者、地域住民、約70名 |
日 時 | 令和4年5月22日(日) 10:00 |
会 場 | 兵庫県明石市江井ヶ島海岸 |
主 催 | ひょうご豊かな海発信プロジェクト協議会 (兵庫県、明石市、神戸市、兵庫県漁業協同組合連合会、 生活協同組合コープこうべ) 公益財団法人 海と渚環境美化・油濁対策機構 |
参加者 | 漁業関係者、地域住民、約70名 |
プレスリリース


過去の全国一斉海浜清掃旗揚げ式

令和3年度全国一斉海浜清掃旗揚げ式
宮城県石巻市において「令和3年度全国一斉海浜清掃旗揚げ式」を開催しました。
日 時 | 令和3年5月30日(日) 9:00 |
会 場 | 宮城県石巻市渡波海水浴場 |
主 催 | 石巻市、公益財団法人 海と渚環境美化・ 油濁対策機構、宮城県 |
参加者 | 漁業関係者、地域住民、 約250名 |

令和2年度全国一斉海浜清掃旗揚げ式
宮城県石巻市において実施の予定でしたが、見送りになりました。

平成31年度全国一斉海浜清掃旗揚げ式
秋田県八峰町において「令和元年度全国一斉海浜清掃旗揚げ式」を開催しました。
日 時 | 令和元年7月13日(土) 7:00 |
会 場 | 秋田県八峰町岩館第2 |
主 催 | 八峰町、公益財団法人 海と渚環境美化・ 油濁対策機構、秋田県 |
参加者 | 漁業関係者、地域住民、 約150名 |
海浜清掃活動等の調査事業
全国の海浜清掃活動等の調査を行っています。都道府県・市町村・民間団体の協力を得て、全国の海・湖・河川で実施された清掃活動の情報を毎年とりまとめています。当機構の集計では、毎年、全国の海岸で15000ヶ所、約100万人の方が、清掃活動に参加されています。
海浜等清掃活動実施状況調査報告書
海浜等の美化活動事例調査報告書
漁民の森活動の調査事業
全国の漁民の森活動の調査を行っています。都道府県・市町村・民間団体の協力を得て、全国でとり組まれている「漁業者による森づくり活動」の情報を毎年とりまとめています。毎年、1万人以上の方が参加され、この20年間で140万本の広葉樹を主体とした植林が行われました。
漁民の森づくり活動等調査報告書
漁民の森づくり活動等調査報告図
漁業系海洋プラスチックごみ削減対策事業
近年、日本周辺の海岸、河口及びその周辺の漁場では、廃発泡スチロールなどプラスチック廃棄物が流入、滞留・堆積し、海岸・漁場環境を悪化させており、大きな社会問題となっています。プラスチック廃棄物については、漂流・漂着してくる廃棄物だけでなく漁業者が所有・保管している漁業系廃棄物も発生源の1つです、漁業系プラスチック廃棄物の海洋への流出防止のために現場での処理方法の検討、併せて、植物由来のプラスチック等を利用した実証試験を実施し、将来の養殖業のプラスチック漁具の廃棄処理の簡便化、一層のコスト削減を図り、環境にやさしい漁業・養殖業を推進することを目的としています。
漁業系海洋プラスチック削減対策報告書
リサイクルしやすい漁具の検討(水産庁委託事業)
水産庁委託事業を受託しました。事業報告は水産庁のHPからご覧ください。
https://www.maff.go.jp/j/supply/hozyo/nousan/220125_172-1.html
その他、過去事業など
漁業系資材再利用支援事業
処理困難物の発泡スチロール製フロートの効率的な処理および固形燃料化のための助言指導を行います。使用済漁業系資材は適正な保管・処理をしなければ、漂流し、マイクロプラスチックごみとなる可能性があります。一方で、廃棄物を適正に処理していることを示すことで、きれいな海で育った海産物としてのイメージの向上にもつながり、漁業だけでなく観光にも寄与すると考えられます。
発泡スチロールの圧縮減容や固形燃料化について関心ある方はお問い合わせください。
東日本大震災の津波で打ちあがったカキ養殖用の発泡スチロールフロートの処理でも活躍しました。
( 参考)漁業系廃棄物対策促進事業(平成29年度終了)
漁業系資材について、リサイクル手法の技術開発、開発された技術の成果の普及、現場での実証試験やコンサルティングを行うとともに、漁業系資材による漂流・漂着物の発生源対策の一環として使用済漁業系資材の実態把握及び適正な管理・処理処分方法について検討しました。
平成29年度は漁業者が排出する漁業系使用済み発泡スチロール製フロートをペレット燃料として利用する方法について取り組んだ最終年度の報告書です。
漂流・漂着物発生源対策等普及事業報告書
発泡スチロール製フロート減容作業及びペレット化作業の動画
減容作業(動画)

減容作業(動画)


環境に配慮した漁具の開発について
海洋プラごみの1つである投棄・遺失漁具(網やロープ等)が、ゴーストフィッシングや海岸の景観劣化など海洋環境悪化の原因になっていることが指摘されています。当機構では、海の豊かさを将来に亘って享受するため、海洋生物や海洋環境と共存可能な漁具の開発を進めています。
ここでは天然植物由来の素材である「ポリ乳酸」を使った漁具の開発事例を紹介します。
ポリ乳酸:植物由来の生分解性プラスチックで、生物が誤食しても、生体内で安全に分解されることが報告されている。
人が手術する際の医療用具(縫合用の糸)としても使用されている。現在、全量を海外から輸入。国産化が今後の普及の鍵。例えば、日本の豊かな森林資源から量産化できないか。(なお、「ポリ乳酸を主成分とする合成樹脂製の器具又は容器包装に関する食品健康影響評価(厚生労働省)」では、生体内での分解は多くの臓器でポリ乳酸→乳酸→水と二酸化炭素の順とある。)
本プレスリリースに記載したポリ乳酸を原料とした発泡フロートの成果及び課題は、令和3年当初に発泡フロート製造メーカーから受け取った試作品(発泡フロート)を使用して現場検証を行った結果です。前出のメーカーからの情報によれば、令和3年度の当機構の検証結果を踏まえて、速やかにポリ乳酸発泡フロートの改良を重ね、現時点で、当機構が指摘した3つの課題(発泡率、発泡のムラ、紫外線に脆弱)は、おおむね解決されたとのことです。当機構としては、この3つの課題が実際に解決されているか否かを検証するため、来年度(令和4年度)の事業において、この改良されたポリ乳酸発泡フロートを使用して、令和3年度と同様の検証試験を行う予定としています。


二刀流カキパイプ(dual wield oyster pipe-English)

とその破片

発泡 (ポリ乳酸 )フロート

試験中の浮子
植物由来の発泡フロート(plant-derived foam float-English)
沖縄軽石群襲来に寄せて ― 対処方法・除去の提案 ―
沖縄県で被害が発生している漂流軽石の対策(除去手法)を提案します
現在、沖縄県で漁業・海運関係に大きな影響を与えている漂流軽石について、当機構の油濁対策専門家が佐々木氏
が、平成9年1月に発生したナホトカ号油濁事故の経験と教訓をもとに、次のような対処方法(除去)を提案しています。
今後、九州、本州にも影響が及ぶ恐れが予測される中、関係者の皆様の軽石対策の参考の1例にしていただければ幸いです。(以下、佐々木さんのコメントと、佐々木さんから頂戴した資料を掲載)